注目キーワード
  1. 写真
  2. コーチング

コーチングクラスの最終回

本日ついにCoachingScape 2.0の最終回だった。

1年かけてコーチングを学んできたが、その実は頭の働かせ方について学んできた。

自分の思考と相手の思考を区別すること、コーチはクライアントが何を考えていて、何を考えていないかを見定めること、そして話の内容の本質がどこにあるのかを見極めること。

端的に言うとこうした点を意識しながら、どのようにクライアントと自然に対話をしていけるか、ということに重きを置いて学んできた。

1年を通して、果たして自分がどこまで成長したんだろう。

仕事の場面でコーチングが機能したという場面を思い返せば、自分のモノにはなっているのだろうとは思う。
ただそれが、どれだけ質の高いコーチングになっているのだろう?

CoachingScape 2.0の良いところの一つとして、受講生同士でコーチングの練習を行い、先生である大森さんからフィードバックをもらえることだ。

それによれば、僕はフラットで程よい距離感を保ちつつ、広い質問を投げかけながら、クライアントの問題に迫っていく、というようなことを言っていただけている。

それが僕の持ち味であり、コーチングの質に対する一定の評価は頂けたので、それを自信として取り組んでいこうと思う。

一方で、まだまだ自分の思考の偏りを感じているし、その時々の自分のコンディションでコーチング的な考え方のレベル感が変わるようにも思う。
当然、「コーチングをするぞ!」というモードの時は自分のレベル感は上がっているように思うが、普段仕事の時に、「よしコーチングをするぞ」と明示的にスイッチが入ることはまだ少ないので、そこは相手との関係性であったり必要な場面の機会であったり、外的要因に左右はされる。
他方、クライアントとして自分のことを開示するときに、抽象度が高くなりがちだけども、それに対して「上辺だけの話」になってしまうと相手に感じさせるのだなぁ、ということを今日認識することができた。
例えるなら、自分のガードがいつも高い状態にあるのだけど、ガードを下ろさないと相手は懐に入れない。
どのように相手のガードを下ろすことができるだろう、と考える一助になると共に、自分はなかなかガードを下ろさない人間だなぁという気づきにもなったのだ。

この辺りは以前から度々思うことではあったけど、もう少し積極的になっても良いのかなぁと思う。
人は具体的な話に共感をすると思うから、その点ガードが高いと一般論止まりで面白くない。
自分のデフォルトポイントをずらす、というのが今の自分の課題なのだ。

とまぁ話は少しずれたけども、一年という時間を通じて気づき発見の多い時間を過ごせたのは間違いないし、だからこそ、まだまだ自分の視野が狭いなぁと思わずにもいられない。
たまに登場する他のクラスの受講生とも交流する機会が持てたり、それによって多角的な話で盛り上がったりと、講座のもつポテンシャルをどう活かせるかは受講生によるところだろうな、と思う。
必要なのは、「人間理解力」であり「洞察力」なのだと思う。このあたりはまだまだ未熟だし磨いていいかないといけないし、そのための経験がまだまだ不足しているなぁと思う。

話は変わるけど、どうやらその講座のエッセンシャル版というものができたようで、せっかくなのでリンクだけ貼っておこうと思う。

ナチュラルコーチ入門講座:https://coachingscape.jp/naturalcoach.html

最終回を迎えたと言えども、この先もご縁は続くと思うので、これを始まりとしてトライしていきたいことは色々ある。ま、頑張ろ。

自分の思考に向き合おう

日々忙しく過ごしていると、なかなか自分のことや今後のことを考える時間が持てない。そんなことありませんか?
あるいは、一人で悩んでいて、なかなか人には相談できない。
もし、そんな状況にあるのなら、ちょっとだけ立ち止まって考える時間を作ってみませんか。
なかなか人に言えない悩みがあるなら、まずは言葉にしてみませんか。
そのお手伝をします。対話の中から発見や納得が生まれることもあるんです。
立ち止まって、自分の思考に向き合ってみると、何かが見えてくるかもしれません。

一緒にその時間を作って見ませんか?

コーチングの最新記事8件