妻とのハネムーン先は、トルコとイタリアでした。
あの頃の色々な10日間を、いま振り返ってみる!
Day 1
〜ドタバタの出発〜
出発の日は慌ただしかった。
朝から予定していた高速バスを乗り過ごしてしまったため、仕方なしに電車で成田へ。
通勤ラッシュの中、大きな荷物で乗降車するのはなかなかスリリング。
出勤中のみなさま、すみませぬ。
空港に着いたら着いたでまた慌ただしい。
11:50発の便で、ゲートへ向かう途中11:30くらいで名前をコールされてしまう僕たち。
トルコ航空は早め早めの対応なのか、スタッフさんがバタバタと駆け足で僕らを捕まえ急かされながら搭乗。
ドタバタな旅立ちの日。
成田からイスタンブールは直行便で約12時間ほど。
さて、閉じ込められた空間で一つの座席に12時間は辛い。
寝ても起きても同じ席、同じ空間。エコノミーの狭い席で、もしも隣に迷惑な客がいるものなら、それは最悪な空の旅になるに違いない。
そんな悩みを解決してくれる、この度最初のお楽しみがここにある。
その名も、「コンフォートクラス」
エコノミーでもなく、ファーストでもなく、ビジネスでもない、コンフォート。
エコノミー以上、ビジネス未満のクラス。
たっぷりとしたゆとりあるシートで、前との座席距離は足が十分伸ばせるスペースがあるし、横との距離もたっぷりあり、まったくストレスが無い。
快適そのもの…..とまではいかなかったのが想定外なところで、何故かというと背もたれを倒すのが固くてやりづらく、思ったほど後ろに倒れない。
倒せばフラット近くまでいけるイメージを持っていたのが、せいぜい30-40度程度まで。
スペースは十分なものの、寝る姿勢を取るには背もたれが良い感じには倒れない。
なので寝やすい、とは言えないシートだった。
むしろ高速バスの方が寝やすい位だった。マジで。
そんな肩すかしをくらいつつも、他の点を紹介。
座席にはUSBポートがついていて、充電もできるナイスな設備がついている。
肘掛けにはテーブルやテレビが内蔵されており、出し入れ自由な設計。
テレビを出すとこんな感じになる。タッチパネル式。
料理は期待値が高かったせいか、案外普通であった。
コックの格好をしたクルーが、焼きたてのパンを運んでくれるサービスがある。
そしてデザートは甘い。さすがトルコ。
ドリンクの種類は他の航空会社とそう変わらない。当然ながら、権利を最大限に駆使して白ワインを飲みまくっていた。
料理はこんな感じ。
18:30
イスタンブール到着。
ここで国内線に乗り換えカッパドキアへ向かうのだが、入国ゲートが長蛇の列。
くねくねと降り曲がった列に並ぶ事30分超、S属性のお姉様に一瞥され無言でスタンプを押され入国。ありがとうございます!
少し時間があるので空港内で軽食を食べておくも、日本で買うのと変わらない金額で少し面食らう。(空港内価格ですね)
ちなみに、トルコのビールと言えば写真にあるEFESピルスナー。
ビールの蓋が栓抜き必要なタイプに見えてしまうのは日本にいるからなのか、栓抜きを店員に求めたら捻って開けろという。
いやいや、そんな手だけで開けられることないやろ…...ホンマや!
というくだりを経て口に入る麦汁は、軽い飲み口でクセも無く、普通に美味しかった。
21:20
20時発の飛行機に遅れが生じ、ようやくカッパドキア最寄りのカイセリ空港へと離陸。
23:00
カイセリ空港に到着。
いつかのドゥブロヴニクのように、小さな空港に荷物が飛行機から次々と出て来るのをみて、嫌な想像をしてしまう。
これでまた荷物出てこなかったら笑うわ。
とか言ってたけどちゃんと運ばれて来た。ふぅ。
24:00
空港からバスで1時間少々でホテルに到着。
バス内では関空から来たという夫婦が途中までご一緒。
何でも娘さんがサントリーニ島で英国男子と挙式をするようで、事前にトルコ観光をしてからサントリーニ島へ向かうそうな。ロマンチック。
ちなみにホテルの部屋。岩肌である。
そんなこんなで移動に次ぐ移動の一日。
そして明日は朝から現地ツアーに申し込んでいたので9時出発のため早起き。
カッパドキアの世界はこれから〜。