Day 7&8
〜さらばクロアチア〜
贅沢な時間を過ごしたロヴィにとも別れが近づく。
昨晩の優美な一時が、この土地との別れを惜しませる。
…などと言ってもいられない。帰らねば帰らねば。
ザグレブに戻るには高速バスに乗るのだけど、バスセンターでおばちゃんにお金を払って受け取ったのは、単なるレシート。
こういったもの。
簡単なものすぎて心配になるレベル。
レシートがチケットになるの?
考えても仕方がない。さて、昼出発なので、まだ時間はある。
荷物はホテルに預かってもらい、昨日行けなかった、教会の塔に上り景観を楽しむことに。
小さくぎゅっと詰まったロヴィニの街。
中央の道が両端に向かうにつれカーブを描く様が、風車のようにも見える。
美しいアドレア海。いや、ここまで北上すると地中海になるのかな。
嗚呼、さらばロヴィニ。
素敵な時間をありがとう。
ホテルで荷物をピックアップし、レシートをひらひらさせながら、バスターミナルへ向かう。
ホテルのスタッフは爽やかイケメン君であった。
ハンサムだね、って言ったら照れた笑顔をみせるのと同時に、相手も何て返して良いか分からない様子。
あ、いえ、違うんです。 私から言うのではなく相方に言ってもらえれば良かったのかな…
さて、後は帰るだけなのです。
ザグレブに戻り、相も変わらずミレニアムでおやつを買いつつ、前回泊まったホテルのレストランがやっぱりうまいね、ってことでそこで夕飯。
ポッターに会いたかったのだけど、残念ながらいなかった。ポッター。。
何やら銅像がある。これは何の銅像だろう。
イェラチッチ広場
ザグレブ中央駅前から広がる新市街と、旧市街の東側・カプトル地区の間にあり、古くから人々の物の交換が行われてきたところで、名称はこの広場に騎馬像のあるイェラチッチ総督(1801 – 1859)にちなんで付けられて、イェラチッチ総督広場とも呼ばれている。
この広場は17世紀ごろから「調和広場」としてあり、1886年にイェラチッチ総督の騎馬像が設置されたころからイェラチッチ総督広場として知られたが、旧ユーゴスラビア時代の1947年に騎馬像は取り払われて、「共和国広場」と名称も変わった。
1991年のクロアチアの独立と共に騎馬像も広場へ戻されて、名称もイェラチッチ広場と回復した。
wikipediaより
先ほどの銅像はイェラチッチ提督だそうで、奴隷制度を廃止するなどした立派なお方だそうだ。
そんなこんなで、空港でかのオーストリア航空に乗り、一路日本へと向かうのであった。
初めての体験が盛り沢山の旅だったけど、終わりよければ全て良し。
美しい街並み、溜め息の漏れる国立公園、朗らかな人々、そして美男美女の多さ。
思い出深く、また訪れたい土地が一つ増えた、という感じだ!