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自分を焼き尽くす

久しぶりの高熱やら何やらで、身体を悪くしていた。もう回復したけど。
身体の免疫力が低下していたのだろう。それは年齢的なものやコロナ後の生活スタイル的なものもあれば、ストレスによるものとも思っている。
ストレスは、自分自身が抱えた行き詰まり感から来るものであり、不満であり、奥底にあるのは欲だ。
その業火に焼かれたように感じる。
ニーチェの著書 “ツァラトゥストラはこう言った”の中にこんな一節がある。
きみは、きみ自身の炎のなかで、自分を焼きつくそうと欲しなくてはならない。きみがまず灰になっていなかったら、どうしてきみは新しくなることができよう!
偶然、久しぶりにこの一節に触れた時に、そう思った。
自分を焼きくそうと欲したわけではないものの、焼き尽くしたような気分である。生理的にも、比喩的にも。
ツァラトゥストラでは、「汝なすべし」の駱駝から、「我欲する」と言う獅子に移り、「然り」と言う幼子に移って究極の肯定へと繋がっていく。
いま自分はこの弁証法的な過程の中に置いて、「然り」と言えるかどうかのところにいるのだろう。
こう書いているとただ変な独り言を言っていてるだけの自己満足文章になってしまうのだけど、つまりは精神の変化を言っています。
かなりざっくりと言ってしまうと、義務や責任を抱えて目の前のすべきことに取り組む忍耐を駱駝に、自分の意思と自由に忠実になり現状を否定した支配を獅子に、そして次のはじまりのための肯定を幼児を、それぞれ例えているようなものです。
起きたことにどんな意味を与えるかは自分次第。
「いま抱えている悩みには意味がある」
だから、今回私が身を焼いたことは、次のステップに移ったサインなのかもしれない。
最近そんなことを考えている。

自分の思考に向き合おう

日々忙しく過ごしていると、なかなか自分のことや今後のことを考える時間が持てない。そんなことありませんか?
あるいは、一人で悩んでいて、なかなか人には相談できない。
もし、そんな状況にあるのなら、ちょっとだけ立ち止まって考える時間を作ってみませんか。
なかなか人に言えない悩みがあるなら、まずは言葉にしてみませんか。
そのお手伝をします。対話の中から発見や納得が生まれることもあるんです。
立ち止まって、自分の思考に向き合ってみると、何かが見えてくるかもしれません。

一緒にその時間を作って見ませんか?

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