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ヨーロッパの旅 ~Day6~

Day 6
〜水と古都の世界〜

ヨーロッパの旅もそろそろ中盤だ。

ここまでの軌跡は下図の通り。(色は日ごとに分別)
緑→橙→黄→桃を通り、チューリッヒに宿泊し、Day6は紫のコースでスイスの首都、ベルンに向う。
途中のライシーゲンという、トゥーン湖に面したユースホステルを拠点にして、スイス鉄道でベルンに行く予定だ。

 

 

 5:30
起きる。相方に叩かれ起こされたらしいが記憶に無い。
どうやらマルコも起きたようだ。おはようマルコ。

 6:00
ユースホステルの朝食開始は早い。助かる。
マルコも後から食べにきた。マルコおいしい?

7:00
出発。次の目的地はベルンだけど、宿はその下にあるトゥーン湖の湖畔にあるユースホステル。
チューリッヒ渋滞を体験しただけで、チューリッヒの地を離れる。さよならマルコ。

朝の路面電車は人もまばら。というかもう運行している。

車も少ない。

スイス鉄道と並走することが多くなってくる。

トンネルを抜けると、朝日があたり、アルプスの山頂が輝いている景色が目の前に広がっている。車内で興奮。うひょー!スイス感出てきたー!

途中のSAで休憩。おじさんのモニュメントが街と山脈を見守ります。

 

9:30
山間の高速を抜け、湖に並走していると目的地であるユースホステルに到着。
今日はスイス鉄道で首都のベルンに行こうという計画なので、宿に車を置かせてもらい、出発。
まだ静けさの漂う朝の線路。向こうに見えるのはマッターホルン?

ユースホステルはトゥーン湖に面していて、景色が抜群。

ちなみにこちらが湖畔を前に構えたユースホテル。

さて最寄り駅であるライシーゲン駅にて、タッチパネルで切符を買う。
ベルンまで買ったつもりが、経由駅であるシュピーツ(Spiez)行きの切符であることは後から気付く。
(写真にはしっかり記載されているねぇ…。)

駅の後ろは、すぐトゥーン湖。
ここで、どちら側のホームか、自動販売機の補充をしている業者の兄ちゃんに聞いてみた。
すると反対側のホームだと言う。そうかそうか。
がしかし、駅の標識は逆方向のような、、、
電子掲示板も備わっており、それと見比べても、反対側ホームではないっぽい。
うーむ。
しばらくして、兄ちゃんが声をかけてきて、元いたホームだ、と教えてくれる。やはり。
けれども気にしてくれて、そして確認して改めて教えてくれる親切さに感謝。スイス良いとこ。

10:30
電車に乗り、世界の車窓からの気分を堪能する。
見える景色は湖と山。癒し。脳内に流れるのはもちろん、世界の車窓からのBGM。

朝早いためか人もいない。

シュピーツ駅でベルン(Bern)行きへ乗り換え。
ここで、車掌から乗車券チェック。そして発覚する切符間違え。
しかし慌てるなかれ、車掌が親切に対応してくれる。ベルンまでの切符をその場で発券、購入。先ほどのチケットも払い戻し対応もしてくれた。スイス良いとこ。

11:30
トゥーン湖から1時間でベルンに到着。さすがに人は多い。

ベルン駅の中央広場。色んな人が行き交う。
その中には軍服姿の、恐らく士官学生らしき集団もぞろぞろいる。どうやら彼らも観光みたい。

ちなみに、ベルン駅に関わらず公共施設は大抵トイレが有料。 ベルン駅は2CHFでした。

駅の外に出て、ベルンの街を歩く。
駅を出てすぐ、警察の集団。気付かなかったけど、どうやら逮捕している瞬間だったようだ。
さすがに首都はいろいろあるね。

ベルン

U字型に湾曲して流れるアーレ川に囲まれ、中世の面影をとどめるスイスの首都ベルン。1405年の大火後に再建された旧市街の石造りの町並み全体が、世界遺産に登録されています。町は1191年、領主であったツェーリンゲン家によって、森を切り開いて建設されたのがはじまり。狩りの最初の獲物を町の名にすることとし、捕らえられたのが熊だったことから、ベルンと名付けられました。
総延長6kmを超えるアーケードで回廊のようにつながるベルンの旧市街。仕掛け人形が時を告げる時計塔や、通りに点在する多くの噴水、アインシュタインが相対性理論を執筆したアインシュタイン・ハウス、スイス一高い100mもの尖塔がそびえる大聖堂など、旧市街の見どころはアーケードづたいに観光できます。また、アーレ川の対岸には熊公園があり、町のシンボルになっている熊が愛嬌を振りまきます。
市街の3分の1は森林などの緑に覆われ、赤茶色に統一された瓦屋根の家々の窓辺には、ゼラニウムなどの花々が飾られ、「ヨーロッパで最も美しい緑と花の町」とも称されるベルン。5月初めにはゼラニウム市が立ち、夏にはバルコニーの花の美しさを競うコンテスト『ベルン・イン・ブルーメン(花のベルン)』が開催。ベルンが最もあでやかな表情を見せるシーズンを迎えます。
阪急交通社より

スイスの首都ベルンのメインストリートを走る路面電車。 その周りは中世から残る歴史的な建物が長く連なる。
ツィットグロッゲと呼ばれる時計塔(“時の鐘” をベルン地方のスイスドイツ語で読んだもの) ベルンのランドマークとなっており、スイスで最も古い時計塔のひとつらしい。
水飲み場が多く並んでいる。そしてその像には一つ一つ名称がある。 (詳しくはグーグル先生へ)
ベルン大聖堂の広場から眺めるアーレ川。家々が美しい。

ベルン大聖堂

1405年大火に襲われたベルンの旧市街には、復興へと進むべく、希望となる光が必要でした。着々と復興へ向けて歩み始めていた中、灰と化した街の復興の象徴として建設が始まったのが、ベルン大聖堂です。
1421年に建設が開始されたベルン大聖堂は、アーレ川のほとり、小さな礼拝堂があった場所に建てられました。度重なる工事の中断や宗教改革による破壊などを経て、ようやく完成したのは1893年のことでした。着工から、470年以上の歳月をかけて完成した聖堂は、後期ゴシック様式の壮麗な大聖堂となりました。
この大聖堂の正面入り口には、彫刻家エアハルト・キュングによって作られた234体の像が表現する「最後の審判」があります。向かって左側には、神に選ばれ天国へ向かうもの、右側には地獄へ行き、永遠の苦しみを味わうものが表現されています。
世界遺産オンラインガイドより

何やら工事している

景色を堪能。さすが街並みが世界遺産の場所!
ぐるっと周り、もと来た道を戻る。

改めて上を見上げると、路面電車の電線で蜘蛛の巣状態だ。

12:30
ランチはベルン名物レシュティ。色んな種類のものが用意されていて、選ぶのに困るぐらい。
ちなみにレシュティはジャガイモから作られます。そうです、スイスでもポテトです。
(ちなみにこのウィンナートッピングのレシュティはうまかった)

さて一つやることがある。ノイシュヴァンシュタイン城でのカメラ転倒事件で、保護レンズがお亡くなりになった。
大都会であればカメラ屋があり、カメラ屋があれば保護レンズもあるだろう、ということでカメラ屋を探す。
そしてカメラ屋、そして保護レンズを見つけることができたのだが…..当たり前だけど、日本で買うより高い。バカ高い。
正直、買う気が失せたけど、このままにはしておけないので、涙を飲んで購入。

定員が、「あの日本人、なんで日本から来てわざわざ日本製のもの買ってんの?しかも保護レンズだけて。」みたいなことをドイツ語で言っていた気がする(被害妄想)

カウンターの子がかわいかったので、ぱしゃり。ちなみにこの子はそんなこと言ってません。

さて、保護レンズも交換してぶらぶら歩いていると、何やら巨大な建物が。

連邦議会議事堂、らしい。

ベルンの連邦議会議事堂

1902年に建てられた緑色のドーム型屋根を持つ連邦議会議事堂は ベルンのシンボル的存在になっています。 アーレ川沿いに建ちゴシック調の景観はキルヒェンフェルト橋 から眺めると実に美しい。
連邦議会は、スイス連邦政府の議会と上院議会が開催され、 200名の議員からなる国民議会と州を代表する全州議会の二院制からな っています。アメリカの二院制とよく似ています。 内部は214個の電球で飾られ、1902年に設置された 1.5tのシャンデリアは豪華絢爛。ベルンではじめての電飾 照明でその歴史も古い。また、アルベルトヴェルティ画 伯が手がけたオプワルデンのランズゲマインデの壁画が 一際目を引きます。
スイス観光マップより

建物前は広場になっていて、噴水がある。その周りには座って休憩したり寝転がったりと、色んな人が集まる。
噴水のまわりは絵になるね。
ベルン駅前。相変わらず蜘蛛の巣。
駅前に限らず、ベルンは駐輪自転車が多い多い。

そろそろ電車に。
ちなみにスイス鉄道の時計はみんな写真のようにシンプル。
ちなみに、これと同じデザインの腕時計(モンディーン)を当時していて、記念に現地で新しい時計を買おうかと思ったものの、そうはならなかった。見つけ方が悪いのか、取扱店が少なくピンと来るものがなかったのだ。

その後なんやかんやでホテルまで戻ってチェックイン。
ふと車を見ると、葡萄の樹が車の上にあったせいで、車が葡萄の汁まみれ!あちゃー。
車を返却する前に洗車が必要だ….

部屋に戻って洗濯をする。

ムンクさんも気持ちよさそうだ。

 

18:00
湖が目の前のテラスで夕食の時間。

徐々に湖が紫色に染まってきた。不思議だ。ゆったりとした贅沢な時間だ。
そして何故か、話の内容は給食と教育に関する討議をしている男二人。

もうすっかり夜。鉄道が走っていく。
洗濯物が広がる部屋で、明日の会議。

そんなところで、Day6は終了。Day7はレマン湖沿いに走り、ジュネーブへと続く。

自分の思考に向き合おう

日々忙しく過ごしていると、なかなか自分のことや今後のことを考える時間が持てない。そんなことありませんか?
あるいは、一人で悩んでいて、なかなか人には相談できない。
もし、そんな状況にあるのなら、ちょっとだけ立ち止まって考える時間を作ってみませんか。
なかなか人に言えない悩みがあるなら、まずは言葉にしてみませんか。
そのお手伝をします。対話の中から発見や納得が生まれることもあるんです。
立ち止まって、自分の思考に向き合ってみると、何かが見えてくるかもしれません。

一緒にその時間を作って見ませんか?

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