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ヨーロッパの旅 ~Day10~

Day 10
〜初パリdeチャリ〜

 

 7:30
今日は旅の最終地であるパリ入を果たす。
その前に、リヨン駅にあるHearts店に車を返却しなければいけない。道が空いていればいいのだけど。

 9:00
朝食をとり、車へ行くと、なんと朝露で車が濡れている。これはチャンス!
というのも、ライシーゲンのユースホステル駐車場で葡萄まみれになったワーゲン君。
このまま返すのはためらわれるので、どこかで洗車したいと思いつつ、道中洗車場を見つけることが出来なかった。
そこに、この朝露。ラッキー!

 9:30
朝露で洗車した後、パリへいざ出発。

 11:00
環状線に入ると、一気に標識が増える。
当然、車の量も多い。これまでの街々と比べると、大都会である。

返却先であるリヨン駅に向う。途中にある公園にあった山?のようなもの。
スプラッシュマウンテン?
行列のある店。パン屋だろうか。

正面がリヨン駅。
パリ中心部からは外れたところなので、それほど苦労しないだろうと思ったけど、予想が外れて細かな道路と一通の荒しと交通量でハラハラしきりだ。

駅の向かい側にある建物の地下駐車場にあるHertzリヨン店。
クラクションを鳴らされながらも、なんとか返却場所に到着。
返却は簡単なもので、借りた際に受け取った紙類をカウンターで返却。
ガソリンは満タンか、ナビはあるか(今回は内蔵型なので不要)、という点の確認のみ。車のチェックも無く、そのまま終わり。
ワーゲン君、君のお陰で異国の地のロングドライブもストレス少なくここまで来れた。長距離ご苦労様でした。ありがとう。

 12:30
リヨン駅から15分程度歩いたところにあるホテルにチェックインし、パリ観光へ。
先輩からの情報で、パリは自転車での移動がオススメらしい
ということで、予習していた”velib”を利用して移動。
(パリ市内にいくつもの自転車ステーションがあって、そこでレンタルできる。web上に多数詳細情報があるので、詳しくはそちらをご参照!)

こちらの自転車は、基本的に車両のため車道を走ることが原則。
そのため車と同じ様に標識を遵守して走るのだ。パリは自転車レーンが日本より整備されているようで、自動車専用レーンが用意されている。
自転車で走る人は多いので、最初は後ろについてお作法を学ぶ事ができる。
そのため、ママチャリで走るパパさんの後ろを走り、自転車作法をお勉強した。

これがvelib

 

今まで車移動ということもあり、小回りのきく自転車は快適
パリの風を頬に感じながら、サクサク移動できるのは魅力的だ。
リヨン駅からほどなくして、ノートルダム寺院付近で自転車を返し、散策する。

主要なステーションには写真の様なマップがあるので、現在地も把握できるようになっている。

日曜は夕方にノートルダム寺院でミサがあり、パイプオルガンの演奏があるというので、それを目当てにシテ島付近を散策。

パリには面白い看板が多かった。

 

昼間から酔っぱらって歌を歌っているガールズ。
セーヌ川沿いは、こうした本や絵を売っている店が連なっている。
パリの市庁舎。白と青の美しい建造物。

パリの市庁舎

フランス革命時、バスチーユを襲った市民がここを占拠。パリコミューンでも市民が自治政府を置いた場所。1871年コミューンの最後とともに炎上。現在の建物は1874~82年に再建された。庁舎内のギャラリーで行われる企画展は無料で充実した内容。建物前の広場は冬季にはスケートリンクになる。
JTBより

広場ではシャボン玉おじさん(?)が子供達とシャボン玉を作って戯れている。
このおじさんがチュニジアでガイドしてくれたモハメッドに似ていて、凝視する俺。
モハメッド、まさかの転職?
パリの下水はゴミで詰まりやすいのだろうか。清掃員が結構いるのだ。
花屋。知らぬ花の球根達がずらり。
ヨーロッパは縦列駐車のオンパレード。パリでも当然のごとく鬼のようにピッタリ。
フォークリフトだってピッタリ鬼付け。よくもまあ、あんなピッタリつけるもんだ。

泣く子も黙る、ルーヴル美術館横。説明は不要かな。
でかい。ただただでかい。
美術品を守るためか、軍服を着た人達が駐屯するプレハブの様な建物が下にあった。さすがルーヴル、軍隊が警護。

すると、この付近で小さいハップニングが。
写真をとって歩いていると、ふいに女の子が話しかけ来た。
おっ、アラブ系のエキゾチック美女!と思ったのがいけなかった。
話を聞いてしまい、そうして障がい者マークの入った署名書を見せてくる。
どうやら寄付を募っているようだ。
しかしダンボールを下敷きに、粗悪にコピーされた用紙。うーむ。
あーしまったなぁと思ってると、相手はウィンクwith投げキッスをしてくる。くっそ。かわいい。
しゃーないと思い、€5を手渡す。
すると、最低€10だと言い出す。おまけに下敷きにしていたダンボールの裏側をピラっとみせて、さも手書きで小さく”minimum €10″ などと書いてある。
おーいおーい。これはー。
書面を見返すと、他に署名をした人達の額はみんな€10以上。
ここには善意他意不意の様々な人達の名前があるわけだ。
しかしここは€5しか持ってないからごめんね!と言ってケチな日本人になって脱出。

この活動が本当のものであるか確認できないけど、やり方が気に食わないので良い活動ではないはず。この署名活動風の人々は、他観光場所に大量にいた。
(んでその後ぐぐってみると逮捕されている写真もあり、やはり詐欺活動のようだ。投げキッス美女め!でもかわいかったから許す!)

 16:30
さーて、日曜ミサのパイプオルガンを聞きに行くか、というところでノートルダム大聖堂へ。
この、重厚な外装。さすがです。

ノートルダム大聖堂

パリのノートルダム大聖堂は、ゴシック建築を代表する建物であり、フランス、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教会の大聖堂。「パリのセーヌ河岸」という名称で、周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録された。現在もノートルダム大聖堂は、パリ大司教座聖堂として使用されている。ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」すなわち聖母マリアを指す。
パリのノートル・ダム大聖堂の正面に向かって左側のポルタイユ(正面)には、聖母マリアの聖母被昇天の主題が取り上げられている。中段では聖母マリアが地上における生を終える場面が描かれ、上段でキリストから祝福を授けられている聖母マリアが鎮座している。キリストを中心にして天使や聖人たちが描かれており、過去、未来、未来という崩れた構成となっている。
2019年4月15日夜(現地時間)に大規模火災が発生し尖塔などを焼失した。翌日16日午前に消火活動により鎮火した。同日にバチカンのフランシスコ教皇も「ローマ・カトリック教徒およびパリ市民のために祈っている」と声明発表している。
wikipediaより

 MEMO:
この時はまだ火災前だったのでその姿は健全だった。修復にあたっては様々な困難がつきまとうようで、かなりの年数がかかるようだ..。

周囲では学生達が写生をしていた。
多数の歴史的建造物や名所に囲まれているパリで学べることで、西洋美術の感覚はバリバリ磨かれるんだろうなぁ。

さーてパイプオルガンの演奏は…と思いきや、さすが観光名所。もの凄い行列で一気に意気消沈。
外装だけでも堪能できたので、行列に並ぶのはパスすることに。
ちなみに写真のポスターはこの日ではなく別の日のコンサート広告。

ところでパリには公衆トイレが少ない
そのため観光地近くにあるトイレは必然的に行列になる。
ここノートルダム大聖堂近くのトレイもそうで、15分待ったところで断念。
アヌシーで書いた様に、車椅子の方でも利用できる様なシステムになっており、また全自動の仕組みであるため次の人が入ってから、利用できるまで多少の時間がかかる。
それに輪をかけて行列ができているので、ひたすら待つことになる。

歩き疲れ&トイレに行きたいことから、近くのカフェで休憩。
ちなみに、他の国でもそうだったけど、店のトイレはチップを払う皿や箱などが置かれている。
これは清掃員へのチップになるので、気持ち次第で払っても払わなくても良いようだ。

さて、ノートルダム大聖堂の行列にげんなりしたので、まだ明るいので次の観光名所へ行くことに。
近くのメトロ駅からメトロを利用することに。
ここで、パリ版SUICAを作製。”NAVIGO”と呼ばれるカードで、まあ詳細はぐぐってもらえればいっぱい出てくる。
大きめの駅のinformationカウンターでその場で作れる。
自分の証明写真をカードに貼付ける(はさむ)ので、持っておくと便利。
写真が無くても、後で貼付けてねと言われるだけで、作製可能。(ちなみに、相方はパリにいた3日間写真無しのまま利用を続けられていた。)
留意したい点として、メトロではスタッフが抜き打ちテストの様に通行する人に切符を見せて、と乗客に言ってくるので、写真が無いともしかしたらトラブルかも?

メトロ入り口。アールヌーヴォー様式らしいよ。

さすがパリ。しゃれおつなプラットホーム。
自転車を持ち込む人も。自由だ。

車両の扉は手動式になっていて、乗る時も降りる時も扉のとってを動かすことで扉が開く。
日本の様に全自動ではない。日本て便利。

 18:00
さて、駅に到着し、少し歩いた先で見上げてみると…

やって来ましたエッフェル塔。
さすがパリのシンボル。観光客がわんさかいる。

エッフェル塔

1889年、フランス革命100周年を記念してパリで開催された万国博覧会のときに、その会場のモニュメントとして建設された鉄塔。名称は、それを建設した技術者、ギュスターブ・エッフェルの名前に由来している。
地上300メートルの高さという当時の建造物では考えられなかった世界最高の鋼鉄の塔を、エッフェルは、彼自身が蓄積してきた鉄橋の架構技術を駆使して実現した。
構造材の鋼鉄はフランス国内で生産されたものを使い、2年2か月の工期で工事を完了している。現在、エッフェル塔の高さは324メートル(2007)で、1階(58メートル)、2階(116メートル)、3階(276メートル)に展望室があり、それぞれをエレベーターが連絡する。
なお、建設当時、この塔の都市景観に与える影響について賛否両論があったが、いまではパリの景観に欠くことのできないものとなっている。1991年、この塔を含むパリのセーヌ川の河岸は世界遺産の文化遺産として登録されている。
コトバンクより

エッフェル塔のふもとで、女の子二人に声をかけられ協力してほしいというので、“友人への誕生日プレゼントのための、ハッピーバースデーコメント撮り”をされつつ、エッフェル塔を後にする。

 20:00
夕飯は観光客に有名な、大衆食堂Chartier。
ここは歴史的建造物にも指定されていて、100年以上もの歴史をもつレストランらしい。
先輩にもオススメされていて、来てみたかった店。

さすが有名店、店へ入るのに行列が出来ているのだけど、店内の人の回転が早いのか、割と待たずに中へ入れる。

店内は歴史を感じる雰囲気と活気で溢れていて、スタッフ(ギャルソン)が飛ぶ様にあちこち移動を繰り返す。

当然メニューはフランス語なので、何が書いてあるかさっぱり。
部分部分の言葉から想像を働かせて、かつスタッフに聞きつつ注文。
忙しいスタッフは“早く早く、次のテーブルに行くから!“いう空気を出して注文をせかしてくるほど、慌ただしい。パリっ子はせっかちだ?

テーブルが近いから隣の客との距離も近くて、みんなガヤガヤ楽しそうに食べる。
日本の大衆食堂との違いは、やっぱり雰囲気がちょっとおしゃれなところだね。

ちなみにテーブルについてくれたスタッフは、かつて神戸のフレンチで3年間働いていたらしい。奇遇だねー。

 23:00
この日もしっかり酔っぱらった相方は、ホテルに戻って早々にバタンキュー。

この日は他にも公衆トイレで観光客が「オーマイガッ!」と連呼する事件や、何やら怪しい黒人さんに後をつけられて危険センサーが働いた場面もあったけど、Day10は大体こんなとこ。

次のDay11もパリ観光が続く。

自分の思考に向き合おう

日々忙しく過ごしていると、なかなか自分のことや今後のことを考える時間が持てない。そんなことありませんか?
あるいは、一人で悩んでいて、なかなか人には相談できない。
もし、そんな状況にあるのなら、ちょっとだけ立ち止まって考える時間を作ってみませんか。
なかなか人に言えない悩みがあるなら、まずは言葉にしてみませんか。
そのお手伝をします。対話の中から発見や納得が生まれることもあるんです。
立ち止まって、自分の思考に向き合ってみると、何かが見えてくるかもしれません。

一緒にその時間を作って見ませんか?