リモート主体だと、相手の顔がなかなか見えない。
在宅勤務が中心になってから、こんなにもノンバーバル情報に私は頼っていたのか、ということに気付かされる。
その際たるものが、「相手がちゃんと理解したか」ということだ。
これは伝える側の不足と、受け取る側の不足、その双方によって発生することであり、これが不信を生んでしまう。
もちろん伝える側の努力はあるものとして、その努力が十分と言えるかは、相手がきちんと受け取ったかにかかっている。
そこで、相手が理解し、行動になったかどうかの結果でしか測れない。
そのアウトプットが出るまでの時間、相手を信じるか、あるいは伝わっていない可能性を考慮して口を出してしまうか。
勿論、前者が望ましいのだが、時間的制約や先を見通したリスク予測から、後者をしてしまう場面がある。
そしてそれは、偏に「相手を信頼しているかどうか」という関係性を構築できているかどうかにかかっている。
その関係性を構築する出発点としての、「相手を信じる」という行為。
これには強さと忍耐が必要なのだ。
いつもそう思いつつ、ついつい自分の癖が出てしまい口を出してしまうことがある。これが私の仕事における勉強中なところなんだなぁ。