Day 4
〜イスタンブールに初上陸〜
8:00
起床。
いつもの通りゆで卵を食べる。
カッパドキアの土地とは今日でお別れ。夕方にはイスタンブールだ。
仲良くなったスタッフのファルクから、嬉しいサプライズがあった。
ファルクの友達がイスタンブールに滞在中で、イスタンブールの観光をしてくれるよう電話してくれるというのだ!
喜んでこの提案を受け入れると、ファルクがその友達に電話をかける。
日本人の女友達とデート中だというその友達に、イスタンブールの良いとこ案内してね!お金は取らないでよ!と話してくれる。
そうして、特に何も決めていなかったイスタンブール観光だったのだが、ファルクのお陰でツアーガイドの友達と一緒に回れることになった。
移動まで時間があるので、ファルクと雑談。
ファルクは以前日本に住んでいて、色々とその時の話を聞かせてくれた。
人に歴史あり。イケメンのファルクにも積もる話があった。
そんなファルクにまた会いたい。
16:00
アタチュルク空港に到着。
ホテルまでピックアップしてくれるドライバーが待っているはずなのだが、到着ゲートにはいない。
おやおや?
暫く待って、やっと合流できた。空港の外に出ると、周りは渋滞中。
この渋滞に巻き込まれて遅くなったそうだ。木曜日はこんなに混むことはないのに、と言っていたな。
迎えに来てくれたのはシェラクと呼ぶ男で、彼もまた日本に来たことがあるのだという。
といっても旅行で来たということで、真冬の知床で寒中水泳をした写真を見せてくれた。ひえー!
18:00
グランドバザールには気をつけろ!絨毯屋には気をつけろ!という警告を残し、ホテルでお別れ。
チェックインし、部屋で一休憩。
そういえばホテルのスタッフの一人、ザッケローニに似てたなあ。
19:00
トルコの日は長い。まだ夕方の時間帯だ。
ホテルは旧市街の中に位置し、観光場所へのアクセスも良い。
明日行きたいと思っている、ブルーモスクとアヤソフィアへ、夕方の姿を拝み行くことにする。美しい…
中に入るのはまた明日。
20:00
夕食を食べるべくお店を探していると、先ほどのシェラクにばったり再開。
友人や従兄弟とお茶しているところだった。
なんとなくその輪に入れてもらい話していると、シェラクの甥っ子(だけど年上)だというシャバンと知り合う。
流暢な日本語で、目の前にあるキリム屋(絨毯屋)のオーナーだという。どうやらシェラクも含めた親族経営のお店のようだ。
何度も日本に行き来してキリム(トルコの伝統的なラグ)の売買を行っているのだとか。
日本企業の社長らとの交流もあり、六本木で販売会を不定期で行っており、今年の11月にもやるそうだと言う。
このシャバンも日本人の彼女がいるようで、今年の夏に結婚し、彼女はトルコに引っ越してくるのだと話しながら、色々と写真を見せてくる。
まあここから色々な話をしながら、気づけば試しに色々なキリムを見ていることに気づく。
買わなくて良いから、色んなキリムがあって、その違いを知ってほしい、とか言いながら、これは日本で買うと3倍の値段するよ!インターネッツのこのページで、ほら!
とか言ってくる。
結果、何か思い出的に欲しくなり、キリムをお買い上げしているのであった。
いやー、トルコ人すごいわ。セールステクニックすごいわー。
まあ後悔はないんだけど、色々と勉強になった。
22:30
気がつけばこんな時間。そういえば夕食とってない!
ということで、店の隣がパブのようなところで、路上のテーブル席でテレビ観戦しながら食べることに。
この日はW杯開幕戦。ブラジルVSクロアチア。
クロアチアに行ったことがある身としては、クロアチアを応援してしまう2人。
わらわらと人も集まり、プチパブリックビューイングな空間。
25:00
疲れもあるので、ぼちぼちホテルへ。
モスクの周りに立つミナレットが宇宙船の円盤のように輝いている。
ミナレットは、モスクやマドラサなどのイスラム教の宗教施設に付随する塔。塔の上からはイスラム教徒に礼拝(サラート)を呼びかけるアザーンが流される。初期イスラーム世界では、ミナレットはイスラームの権威の象徴となっていた。ミナレットはアラビア語で「火、光を灯す場所」を意味するマナーラが英語に転訛した言葉であるwikipediaより
イスタンブール滞在初日は、早速イスタンブールの思い出作りが出来た日であった。