自然の荒野が広がる土地に、奇妙な木がそびえ立っている。
この木なんの木、バオバブの木。
近くで見るとお腹あたりが膨らんで枝の先に向って根っこのようにうねうねしているのがよく分かる、とても不思議な木だ。
その姿から、神の怒りに触れて逆さ様にされたという伝説を持つみたいで。
wikipediaではこう記されている。
「バオバブ」の名は、16世紀に北アフリカを旅したイタリア人植物学者が「バ・オバブ」と著書に記したのが始まり。元はアラビア語のブー・フブーブ(種がたくさんあるもの)から来ているという説がある。学名は、A. digitata を報告したフランス人自然学者ミシェル・アダンソン (Michel Adanson) の名に由来する。
大木の幹には10トンもの水分を蓄えており、乾季になると葉を落として休眠する。休眠中は、幹内の水分で生き延びる。年輪がないので樹齢を知ることは難しいが、数千年に達するといわれる[2]。放射年代測定は可能である。2011年に枯死したジンバブエのバオバブは、樹齢2500年と推定された。
アフリカ諸国では食用など様々に活用され、親しまれている。 オーストラリアの先住民族アボリジニの間では、ブッシュ・タッカーとして古くから消費されていた。 果肉は食用・調味料とされ、セネガルでは「サルのパン」と呼ばれる。ビタミンCがオレンジより多く、カルシウムも牛乳より多いといわれる。種子からは、油が採集できる。また、若葉を野菜として利用する。樹皮は煎じて解熱剤に用いられるほか、細かく裂いて編めば強靭なロープを作ることができる。
wikipediaより引用
このバオバブの木はあちこちで見れた。日本じゃまず見ることのないこの木。そしてハゲタカが沢山木にとまっている。おぉ、アフリカァ….
wikipediaの記載にある通り、バオバブは色々な活用方法があるようで、果実はビタミン満点だそうだ。ソーダみたいだから、とロッジのスタッフに勧められて食べてみるのだが、妙に酸っぱい。美味しいとは思わない…
あまりにシンボリックだったので、帰国前日に目にしたバオバブのミニチュアを購入して今でも部屋に飾っている。それくらいインパクトがあった。